登った下った走った歩いた備忘録

ハセツネ 2014.10.12-13(大会編)

朝 新宿駅からホリデー快速あきがわ で武蔵五日市駅まで向かいます。

 

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混んでるかなと思い、出発の30分前には並んでいたのですが、空いてます。

出発時空き席あり。そのまま爆睡しているうちに、到着。

 

 

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9:20頃着。駅前には歓迎の横断幕。

 

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まだ人も少ないなと思いきや

 

更衣室として用意されている小中学校の体育館はすでに満杯。

入れません(泣)

止むを得ず、入り口の外で着替えました。雨じゃなくて良かった。

 

受付で、参加賞とゼッケン貰います。

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参加賞はお米!早速かみさんにメール。かみさんとしては、これが一番嬉しかった様子。

 

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友人と合流し、記念写真をパシャパシャ。

 

歴史のある大会、参加人数も多いけど、運営は流石です。しっかりされていますね。

 

10秒前からカウントダウン、混乱なくスタートです。

 


ハセツネ 2014 - YouTube

※時計はSUUNTO AMBIT2R。

 バッテリー寿命もたせるために、GPS精度は記録間隔を最大60秒(OK)に設定。

 この影響か距離表示が全くずれてしまい、ゴール時には60Km(本当は71Km)

 第2CP手前から、時計の距離表示があてにならないことを感じていたため、記録のための時計と化してしまった。

 中長距離、長時間の行動をする場合は、バッテリー寿命が長いものがいいですね。

 

【スタート〜第1CP:浅間峠】 

渋滞するとは聞いていましたが、あちこちで発生するんですね。

てっきり今熊神社くらいからかなと思ったら、2Kmもしないうちに渋滞。

長い道のりです、のんびり行こうと思い、焦らずに足を進めます。

市道山分岐までは、道も狭く抜くポイントではないと書かれていたので、流れにのっていきます。

 

市道山分岐を過ぎたあたりから、両足の太ももに張りが出てきた。登りが辛い。

あれ?まずいぞ!と思い、塩分不足かと思ったので塩熱サプリ投入。しばらくすると太ももは何事もなかったのように回復。

でも、1時間程度で再発、塩熱サプリ投入を繰り返すことに。でもこれで助かった。

 

予定では、第1CPでライトセットのつもりが、思ったより暗くなるのが早く、生藤山にてセット。夜間ランのスタート。

 

太もも以外の体調には問題なく、浅間峠に到着。

 

ここまで、5時間00分30秒

 

【第1CP:浅間峠〜第2CP:月夜見第2駐車場】

試走時よりも約20分遅いが、渋滞考えればこんなくらいですね。

浅間峠でトイレへ。ソイジョイ食べて、ポカリ飲んで、ポールセットして出発です。

休憩時間15分。(時計みて時間意識しながら出発)

 

ポールを使った登りは本当に楽チン。がしがし登ります。

三頭山の手前くらいから、ガスが出てきました。軽く雨も降っています。寒くもなってきたのでレインウェアを着込みます。(低体温には注意しました)

 

が、着るとガスは晴れ、暑くなる。脱ぐと寒くなるの繰り返し。あきらめてレインウェア着たまま前のジッパーで熱の調節。

 

試走してて良かった。どこまでくれば、次はどんな感じかとか覚えているから、気持ちには余裕がありました。

 

で、第2CP月夜見第2駐車場到着。

所要時間 9時間59分02秒

 

 

【第2CP:月夜見第2駐車場〜第3CP:長尾平

水とポカリの補給を受けました。

ポカリはペットボトルに500ml。

あと1Lの補給ができるのでハイドレに入れてもらうとギリギリ入った。

ということは、ここまでの消費量が1.5L。

ザックに3Lは多すぎたか。

 

 ブルーシートの上でザックを降ろし、腹ごしらえ。

CLIFbarを初めて食したが、大きくて全部は食べれず。(時間も気にしていたので)

試走であればよかったが、本番の時間が限られた環境では摂取は厳しいね。

そして、初めてのVESPA投入。味は瞬間「えッ」と思ったが、後味に残らないので薬だと思って一気に流し込む。

靴の紐を結び直し、出発。

 

急下りからスタートし、御前山、大岳山を越える。

大ダワ手前の登りで、先行していた友人を発見。眠気と戦っていたようで、「あと少しで大ダワ」と励まし一緒に行動。

 

大ダワで一休み(10分程)し、大岳山越え。

試走でガレ場、鎖場を経験済みなので、慎重に進む。ここで思った以上に足が先に進む。

これがVESPAの効果か!?すごい。軽い。登りも第2CP以前より軽く感じる。

無事大岳山を越え、第3CPへ。

 

所要時間 14時間14分08秒

 

 

【第3CP:長尾平〜ゴール】

第3CPでも15分休憩。ジェルを採って、CLIFBARの残りを少しかじって。

VESPAも投入、いよいよラストに向けて動き出します。

 

御岳神社でトイレに寄って、あとは全力で下ります。

日の出山で夜景の写真をとって、暑くなってきたので雨具を片付け、

ここからは下り基調なので、ポールも片付けます。

 

金毘羅尾根は走る走る、自分でもびっくりするくらい足が動きます。

VESPAの効果でしょう。追い越します、追い越します。

「すみませーん、ありがとうございます」の声をかけながら、駆け下ります。

もしかすると、15時間台でゴールできるか?!

 

これまでのタイムで、SUB15は諦めていましたが、ラスト10Kくらいなので「SUB16は行けるかも」との期待から、全力で下ります。

そしてラスト5Kの看板。時計を見ると、、、

 

無理です。

 

ここで安全第一にスイッチ。ゆっくり降りる。

このころから、ゴールの写真のイメージを浮かべつつ、誰とも被らず一人のゴール写真がいいなーと思い出す。

 

先行する人は追い越さず、後続から追い越されても追わず。

前後に人がいないことを確認しつつ、、、ゴール!

と思いきや、ゴール直前で右折したら、目の前にゴールする人がっ。

 

アッ、被ってる!

カメラマンは前の人撮ってる!

俺、写ってない!!!!泣

 

16時間も登って走って歩いて、最後の最後で感動の写真が、、、

あーあ、

 

でもしょうがない。無事ゴールできたから良しとしましょう。

 

所要時間 16時間29分20秒