峨山道トレイルラン 2019
6月に金沢へ生活拠点を移し、近隣の大会を探してみつけた大会。北陸初参加。
土地勘も知識も無いので、夏に前半20kmほどを試走。
その時はクモの巣を嫌と言うほど身体中に浴びながら進んでたので、苦行。
でも、本番は多くのランナーが先に通ってクモの巣を払ってくれるから、気持ちよく進めるだろうなぁと期待して当日を迎えた。
◼️トレーニング
77kmだけど、距離を意識したトレーニングは特になし。
7月から毎月、白山に登って満喫してたのと、日常では職場までの12階の階段上りをしたり、坂のある公園で刺激入れたり。登りは意識してました。
(この大会の登りは長くなく、頻度が多いです。)
◼️前日からスタートまで
金沢から電車で羽咋まで移動。
ブリーフィングを終えて、無料券をもらった入浴施設へ。
大会スタッフの方に送迎してもらえて有り難かったです。
入浴施設から仮眠場(武道館)への移動も送迎してもらえたので、電車で現地入りした私でも全く不自由しませんでした。
夕食は仮眠場近くの金沢カレー。
近所にスーパーがあったので、翌日の行動食を買い足す。
寝床は、寝袋とマットを持参。
武道館の中なので雨風を気にせず良かったですが、電気がついたままで明るく過ぎて寝つきは悪かった。
20時就寝。
当日 2時起床。
3時にスタート地点への送迎バスが来るので、それまでに着替えと朝食を済ます。
仮眠場を出ると、雨。
でも予報では夜明けから「晴れ」になっていたので、心配はなし。
◼️スタートからゴール
雨も徐々に上がってきたのでレインウェアは脱ぎます。
夜明けまで30分くらいはあるので、ヘッデンは点けてスタートラインへ。
スタート!
長旅なので、後方から慌てず進みます。
住宅街から小さな上りでトレイルへ。次第に夜が明けて永光寺へ。
(「ようこうじ」って読むんですよね。)
なんと、お寺の中がコース!恐れ多い!!!
分岐に立つ「峨山道」の石標。「ここからだ」って感じがした。
日が上り、雨雲は去り青空が。気持ちいい空気。
立ち並ぶ大きな風車の下を行く。気になって上を見上げてばかり。
第4エイド(41km)で「この先で蜂に刺された選手がいるから気をつけて」との声が。
進むと、誘導スタッフが「コース変更です。迂回してください。」との案内でトレイルを進まずロードで第5エイドへ。
しかしこの短時間で迂回路へ誘導できるとは、運営の方の事前準備や判断の早さに関心しました。
第5エイド(50km)は唯一食糧がもらえる場所。
飲んで食べて、補給充分です。
ロングレースは久しぶりだったので、体力温存のために途中からポールを使おうと背負っていたけど、あと20km、このままポールに頼らないで行ってみようと進む。
しかし、エイドを出て30分くらいで右膝に違和感。
次第に痛みが増し、走れなくなった。
練習不足です。
時間的にはこのまま歩いても完走できそうなので、焦らずのんびり進みました。
最後の一山への入り口?にお出迎え。
ここから下るとゴールです。
日が暮れてしまいましたが、無事ゴール!
すごい迫力でした。感動した。
高い山や山頂からの景色は無いけど、長閑な里山を駆け抜けながら気持ちいい風にニヤニヤしていた時間が多い、爽やかな大会でした。
ゴール後の食事が充実していたのもビックリ。
コース上でのエイド補給は限られるけど、お腹いっぱい食べさせてもらいました!